1面 謹賀新年 ▲南井上幼稚園の子どもたちによる餅つき 新年のごあいさつ  明けましておめでとうございます。  市民の皆さまには、新たな令和時代の幕が開けた最初の新春を健やかにお迎えのことと、心からお喜び申しあげます。  昨年は、新天皇陛下が即位され、日本国中が祝賀ムードに包まれました。また、「ラグビーワールドカップ2019」が日本で開催され、日本代表が初めてベスト8に入り、大いに盛り上がった年でもありました。その一方で、台風19号をはじめ、これまでの想定をはるかに超える災害が全国各地を襲い、甚大な被害をもたらしました。寒さが本格化する中、未だ多くの皆さまが不自由な避難生活を余儀なくされているところであり、被災された皆さま方に対し、お見舞いを申し上げるとともに、一日も早い復興を心から願うばかりです。  こうした相次ぐ大規模災害の発生を受け、南海トラフ巨大地震や強大化する台風、集中豪雨などに対し、想定外を想定内として防災・減災対策に取り組み、市民の尊い生命と財産を確実に守り抜き、安全で安心して暮らせる災害に強いまちを目指すという思いをさらに強くしたところであります。  さて、本年は、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」が開催されます。多くの外国人観光客が日本を訪れることから、大きな経済効果が期待されています。本市といたしましても、阿波おどりや昨年日本遺産に認定された阿波藍をはじめとする魅力的な地域資源を世界に発信する絶好の機会ととらえています。  また、新ホール整備、そごう徳島店閉店などさまざまな重要課題が山積しておりますが、将来にわたって活力ある徳島市を維持していくために、一つ一つの課題解決に向け、着実に取り組んでまいります。  市民の皆さまに徳島市に住んでよかったと実感していただけるよう、さらに、全国各地の皆さまにも移り住みたいと思っていただけるような魅力あるまちづくりに全力を傾注してまいりますので、今後とも市民の皆さまの一層のご理解とご協力をお願い申しあげます。  本年が市民の皆さまにとりまして、輝かしい一年となりますよう心からお祈り申しあげます。  令和2年1月1日 徳島市長 遠藤 彰良  2・3面 新 年 特 集 「藍のふるさと 阿波~日本中を染め上げた至高の青を訪ねて~」  東京オリンピック・パラリンピックの公式エンブレムに藍色の組市松紋が採用され、国内外から藍がジャパンブルーとして注目される中、昨年5月に徳島市など吉野川流域の9市町が申請した「藍のふるさと 阿波~日本中を染め上げた至高の青を訪ねて~」が、文化庁の日本遺産に認定されました。ぜひ皆さんも伝統文化としての阿波藍の魅力を再発見し、徳島のさらなる発展を応援してください。 日本遺産とは  文化庁が地域の歴史的な魅力や特色を通じて我が国の文化や伝統を語るストーリーを認定するものです。文化財や文化遺産の保護を目的として登録される世界遺産とは違い、地域に点在する遺産を全体のパッケージとして発信することで、地域活性化を図ることを目的としています。 ◆認定されたストーリーの概要 ■「ジャパンブルー」のふるさと  明治時代に日本を訪れた外国人は日本中に藍で染められた衣服があふれていることに驚き「この国は神秘的なブルーに満ちた国」と絶賛しました。  その神秘的な「ジャパンブルー」を生みだしていたのが徳島市をはじめとした県北部の吉野川流域です。この地域は日本一の藍の産地で、今なお途絶えることなく職人が伝統の技で藍の染料づくりを行い、日本の染織文化を支え続けています。 ■藍から生まれた文化財  室町時代に阿波で栽培が始まった藍は、江戸時代に徳島藩が保護・奨励し、品質向上に努めたことにより、全国市場で人気を独占し、藩に莫大な利益をもたらしました。  藍商人は、全国各地に藍染料を供給する中で、文化交流の担い手となりました。今の阿波おどりには各地のさまざまな要素が取り入れられており、例えば「阿波よしこの節」は茨城県の「潮来節(いたこぶし)」が元になっているといわれています。また、芸事を好んだ藍商人が頻繁に人形座を招いて人形芝居を楽しんだことから「阿波人形浄瑠璃」などの木偶文化が隆盛しました。  このほか、藍商人が築いた「藍屋敷」や「うだつの町並み」など、藍によって生み出された有形・無形の文化財が今も私たちの近くに息づいています。 ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ストーリーを構成する文化財は32点で、このうち徳島市に所在するものは7点です(右図のとおり)。 徳島城博物館館長が語る「徳島と藍」  藍は東南アジア原産で、中国から輸入されました。栽培は奈良時代にまでさかのぼりますが、本格的に行われるようになったのは江戸時代です。江戸時代の初め、木綿が衣料に利用され始めると、保温性や肌触りなどから人気となり、木綿生産は急速に拡大しました。藍は木綿の染料として多用されることになり、藍の躍進は木綿とともにありました。  阿波での栽培は室町時代から行われていたといわれています。気候と土壌が栽培に適し、さらに蜂須賀家の保護によって、江戸時代、藍作は拡大しました。  江戸中期の百科事典「和漢三才図会」では、阿波の藍は京坂に次ぐ品とされ、それを一級品に押し上げたのは、生産者のたゆまない品質向上の努力によるものです。板野郡下庄村(板野町)の犬伏久助は、晩年まで自ら開発した技術の指導を続け品質向上に尽力した結果、阿波藍としてブランド化に成功し、爆発的な人気を博するに至りました。  徳島と藍を語る上で欠かせないのが藍大市。辛苦して作った藍を大坂に出荷しましたが、その価格は同所の問屋が左右しました。10代藩主蜂須賀重喜は徳島で藍市を開き相場の主導権を阿波商人に掌握させようとしましたが、反発に遭い実現しませんでした。それから約40年。文化元(1804)年、諸国の問屋・仲買人が徳島に集まり、盛大に大市が開かれました。同市では新藍品評会を実施し、優秀な藍には瑞一・準一・天上とその栄誉をたたえる賞牌板を与えました。藍商は販売するだけでなく藍の品質保持に努め、阿波藍のブランドを維持することを重視しました。  大市での取引成立後、藍商は料理屋に繰り出し、問屋などを盛大にもてなしました。そうした事情から、江戸末期には、料理屋が40軒以上にもなりました。大市は徳島城下に大きなにぎわいを呼び込んだのです。  阿波藍の歴史を振り返ると、多くの人の力が結集して発展していったことが分かります。実直さやもてなしの心は、継承したい阿波の人びとの心意気ですね。 ◆ストーリーを構成する文化財 ① 徳島城跡及び徳島城下町跡  徳島藩は重要な財源として藍の生産を保護・奨励し、藍師や藍商から徴収した租税をもとに藩財政を確立した。徳島城は阿波藍を奨励した蜂須賀家の政治拠点であり、徳島城下町は阿波藍の流通拠点として栄えた。 ② 阿波藍製造  伝統的な藍染料の製造技術。 ③ 灰汁(あく)発酵建藍染  阿波藍を灰汁やふすま、酒、石灰や貝灰などの天然の素材によって発酵させて建てた藍液による染めの技術。 ④ 阿波おどり  全国を飛び回った藍商人によって洗練されたものに育て上げられた、徳島を代表する民俗芸能。 ⑤ 阿波人形浄瑠璃  阿波藍の生産・流通・販売により莫大な富を得た藍商人が、庶民の娯楽として定着させた、徳島を代表する民俗芸能。 ⑥ 阿波藍の注染  紺屋古庄は、阿波藍の注染を行う全国唯一の紺屋。天然染料ならではの阿波藍の魅力を発信する。 ⑦ 阿波木偶「三番叟(さんばそう)まわし」  木偶を二つの箱に入れ天秤棒で担ぎ、得意先の家々で門付けを行う。藍屋敷では良質の藍染料ができることを願い三番叟芸人が祈祷する。 北島町 ▶藤田家住宅 ▶北島町所蔵藍関連文書 ▶灰汁発酵建藍染 藍住町 ▶奥村家住宅 ▶見性寺文書 ▶勝瑞城館跡及び守護町勝瑞遺跡 ▶奥村家文書 ▶阿波藍栽培加工用具一式 ▶灰汁発酵建藍染 板野町 ▶藍染庵と犬伏久助像 ▶灰汁発酵建藍染 上板町 ▶阿波藍製造 ▶灰汁発酵建藍染 石井町 ▶田中家住宅 ▶武知家住宅 ▶藍農工作之風景略図 ▶元木家文書「加登屋日記」 ▶武知家文書 ▶林家文書 ▶高橋家文書 ▶阿波藍製造 ▶灰汁発酵建藍染 吉野川市 ▶阿波おどり ▶山川町諏訪の藍屋敷 ▶工藤家住宅を中心とした藍関連文化財群 ▶灰汁発酵建藍染 阿波市 ▶割石家住宅 ▶絹本著色農耕図「藍田灌水之図」 ▶手束家文書 ▶灰汁発酵建藍染 美馬市 ▶阿波おどり ▶舞中島地区 ▶藍の生産地と集散地を結ぶ景観 ▶美馬市脇町南町伝統的建造物群保存地区 ▶吉田家住宅 ▶三味線餅つき ▶灰汁発酵建藍染 [問い合わせ先] 社会教育課(電話088-621-5419 FAX088-624-2577) 4面 掲示板 おしらせ えびす祭り特別警戒を実施  多数の参拝客でにぎわう期間中、火災などに対する警戒体制を強化するため、対策本部の設置や通町事代主神社周辺の見回りなどの特別警戒を実施します。 [日時]1月9日(木曜)~11日(土曜) [問い合わせ先]消防局警防課(電話088-656-1192) 移住者に最大100万円支給  東京圏から就職や起業で徳島市に移住した場合に支給。受け付けは3月2日(月曜)まで。 [支援金額]▶世帯=100万円▶単身=60万円  対象など、詳しくは市ホームページをご覧いただくかお問い合わせください。 [問い合わせ先]企画政策課(電話088-621-5083) プラマークごみの 出し方にご注意を  家庭からプラマークごみ(プラスチック製容器包装)を出す際は次のことに注意してください。 ▶プラマークを参考に分別する ▶レジ袋などで二重袋にしない [問い合わせ先]市民環境政策課(電話088-621-5202) はたちの献血キャンペーンを実施(2月29日まで) [献血の実施場所]▶献血ルームアミコ(アミコビル3階)=毎月第1・3火曜日を除く毎日9:30~13:00、14:00~17:00(1月2日(木曜)・3日(金曜)は休み)▶献血バス※日程などは徳島県赤十字血液センター(電話0120-688-994)へお問い合わせください [問い合わせ先]保健センター(電話088-656-0529) 国保料・後期高齢者保険料の休日納付窓口を開設  国民健康保険料・後期高齢者医療保険料の納付や納付相談ができる臨時の窓口を開設。納付書がなくても納付可。当日は市役所東側駐車場(JR線路沿い)が利用可。 [日時]1月26日(日曜)8:30~12:00 [場所]市役所1階保険年金課 [問い合わせ先]同課(電話088-621-5165・5384) 1月の休日窓口を開設 (毎月第2・4日曜日)  利用可能な業務は住民異動届、住民票の写し・戸籍謄抄本の交付、印鑑登録など。 [日時]12日(日曜)・26日(日曜)各日8:30~12:00 [場所]市役所1階  詳しくは市ホームページをご覧ください。 [問い合わせ先]さわやか窓口相談室(電話088-621-5039) 祝日のごみ収集  1月13日(祝日)は平常どおり収集します。 募 集 市民病院の臨時看護師 [雇用期間]6カ月(更新あり) [賃金]日額1万450~1万3,750円(時間外勤務手当や夜勤手当などあり) [募集人数]10人程度 [申し込み方法]市民病院総務管理課(電話088-622-9323) 市施設の指定管理者  アミコビルに新設する徳島市産業支援交流センターの指定管理者を募集。 [募集期間]2月5日(水曜)まで  申請手続きなど、詳しくは市ホームページをご覧いただくか、経済政策課へお問い合わせください。 [問い合わせ先]同課(電話088-621-5225) 催 し 徳島城博物館イベント ◆新春獅子舞・南京玉すだれ  1月3日(金曜)に開催。 ▶獅子舞=11:00~11:30▶南京玉すだれ=11:30~14:00(随時) ※12:00~ぜんざいを先着100人に提供。 ◆新春かるた大会(観戦のみ)  子どもたちがかるたの技を競う。※徳島県かるた協会の皆さんによる模範試合も開催。 [日時]1月5日(日曜)9:30~16:00(模範試合は13:00頃) ◆七草がゆ  先着100人に提供。 [日時]1月7日(火曜)11:30~13:00 ◆新春投扇興大会  江戸時代から伝わるみやびな遊び「投扇興」を体験。 [日時]1月12日(日曜)13:30~16:00(受け付けは13:00) [対象者]小学生以上 [定員]80人(先着) ◆和室展「芸術ハカセは見た!」  徳島ゆかりの現代アートグループ「無知夢中」の展覧会。そのほか、敷地内パフォーマンスや作家のトークショーを開催。 [日時]1月9日(木曜)~24日(金曜)9:30~17:00(▶オープニングトーク=9日(木曜)14:00~15:00▶アーティストトーク=10日(金曜)14:00~15:00▶ワークショップ=11日(土曜)10:00~14:00――など) ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ [費用]無料(ただし入館料が必要)  詳しくは市ホームページをご覧ください。 [問い合わせ先]同館(電話088-656-2525) 徳島市芸術祭「芸能祭」  民踊や人形浄瑠璃、合唱、バレエ、邦楽、日本舞踊など。 [日時]1月13日(祝日)12:00~(開場11:30) [場所]あわぎんホール1階大ホール [費用]700円 [問い合わせ先]徳島市文化協会事務局(電話088-621-5178) 婚活交流イベント  いちご狩りやケーキ作り体験を通した出会いの場。 [日時]2月2日(日曜)11:20(受け付け)〜19:00 [集合場所]JA徳島市本所(万代町5)※駐車場あり。 [対象者]20〜40歳の独身者(男性は「家業が農業」であること) [定員]男女各12人 [費用]1,500円  申し込み方法など、詳しくは市ホームページをご覧ください。 [申し込み方法]農業委員会事務局(電話088-621-5394) 講座・教室 応急手当の実技講習  人工呼吸法や胸骨圧迫、AED(自動体外式除細動器)の取り扱いなどを習得。 [日時]1月19日(日曜)13:00〜15:00 [場所]東消防署(新蔵町1) [申し込み方法]消防局警防課(電話088-656-1192) 消費生活センター講座 ◆くらしの講座  「『住宅リフォーム』の進め方と注意点」をテーマに一級建築士の佐藤幸好さんが講演。 [日時]1月20日(月曜)13:30~14:30 [場所]アミコビル2階アミコミーティングルーム [定員]40人(先着) ◆リフォーム講座  不要な布で「リュック型マイバッグ」を制作。 [日時]1月23日(木曜)13:00~16:00 [場所]アミコビル3階シビックセンター第3活動室 [定員]10人(先着) ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ [対象者]徳島市・石井町・神山町・佐那河内村在住の人 [申し込み方法]消費生活センター(電話088-625-2326) ご意見を募集(パブリックコメント)  徳島市では、市の基本的な方針を定める計画などを策定する場合に、あらかじめ案を公表し、市民の皆さんから意見を募集しています。市は、皆さんから寄せられた意見を考慮して計画などを決定するとともに、その意見に対する考え方を市ホームページなどで公表します。  次の素案について、ぜひ市民の皆さんの声をお聞かせください。 ◆徳島市教育振興基本計画(素案)  教育基本法に基づき、今後5年間の本市教育の基本的な方向性や重点的に取り組む施策などを定める計画です。 [問い合わせ先]教育委員会総務課(電話088-621-5405 FAX088-624ー2577) ◆徳島市交通局経営計画(素案)  安全で快適な公共交通として路線バス事業を運営していくための中長期的な基本計画とそれに伴う投資・財政計画です。 [問い合わせ先]交通局総務課(電話088-623-2151 FAX088-622-9271) ◆徳島市地域公共交通網形成計画(素案)  地域公共交通の将来を見据え、まちづくりと連携した持続可能な公共交通ネットワークの再構築を目指す計画です。 [問い合わせ先]地域交通課(電話088-621-5535 FAX088-623-1066) ◆徳島市まち・ひと・しごと創生総合戦略(素案)  人口減少の克服と地域活力の向上を図るために、今後の市の目標や施策の方向性について定める計画です。 [問い合わせ先]企画政策課(電話088-621-5085 FAX088-624-0164) ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  各計画素案は市ホームページや各担当課窓口、市役所10階情報公開総合窓口・同1階案内、各支所で閲覧できます。 [募集期間]1月20日(月曜)まで [提出方法]郵送、ファクスまたは直接、各担当課へ。郵送の場合、宛先は徳島市役所(〒770-8571 幸町2-5 各担当課)へ。市ホームページ「電子申請」からも可