本県が開発した 「阿波とん豚」（あわ とんとん） は，イノシシ肉の優れた特徴と優良品種の肉質 を兼ね備えた新しい高級ブランド豚です。＜開発＞徳島県立農林水産総合技術支援センター畜産研究課が，DNA情報を活用した育種方法によって開発しました。平成２５年度に，「阿波とん豚ブランド確立対策協議会」 （以下，「協議会」） が設立され，１０月より豚肉の販売が開始されました。＜生産＞「阿波とん豚」は，協議会が指定する生産農場において，通常の豚よりもゆっくりと時間をかけて育てられ，エサには，麦とハーブを配合し，肉の品質と風味を高めています。また，１頭毎に個体管理されており，生産履歴が明確に分かる仕組みになっています。 ＜販売＞生産履歴情報は「阿波とん豚」を販売する食肉販売店まで引き継がれ、店頭においても生産履歴を確認できる「トレーサビリティシステム」が構築されています。 また、「阿波とん豚」はＤＮＡ検査による「品種鑑定」が可能であり、トレーサビリティシステムと併せることにより，「ニセ物」の発生を抑止しています。「阿波とん豚」ブランド確立対策協議会HP→https://www.awatonton.com/